つみたてNISA×投資信託は最強の組み合わせ
はじめての投資先はどこが良いのか?
投資というと個別株のイメージがありますが、現在は投資先の選択肢は非常に多いです。
個別株は上手く運用すると利益も大きいですし、株主優待や配当金が頂ける銘柄も多く存在します。しかし株価が大きく下落するリスクもあります。
株主優待や配当金を目当てに資産運用を始める投資家の方も多いと思います。
ただし個別株をひとつひとつ情報収集していくためには膨大な時間がかかります。また個別株の売買には手数料が発生します。
なかなか個別株に割く時間が捻出できないという場合は、プロが運用する投資信託がお勧めです。
投資信託はほったらかしでも大丈夫
基本的に投資信託は、投資先を決めたら毎月決めた金額を振り込むだけなのでとにかく楽で便利なのです。プロが運用してくれるため自然と分散投資ができるのも魅力です。
基本的に投資信託はほったらかしでも大丈夫なところが魅力的なのです。しかも投資先の投資信託さえ間違えなければパフォーマンスも個人投資家の個別株運用を上回ることが多いです。
その代わり信託報酬というものを支払う必要があります。投資信託の種類にによってはノーロードといって手数料がかからないものもあります。
投資家から集めた資金を元に投資信託で資産を運用をしていますので当然と言えば当然です。ボランティアでやってくれている訳ではありませんからね。
一般口座、特定口座、NISA口座の違い
株式を注文する際に必要になるのがどの口座を使用するかです。つみたてNISAをお使いの方はNISA口座を使えません。つみたてNISA口座が利用できるのは投資信託や一部のETFのみです。
NISA口座は長期保有するために用いるのが効果的です。ただし1年間で使用できる上限金額は120万円までとなっています。
一般口座は投資金額や投資対象の制限はありませんが、課税されてしまいます。もちろん特定口座も同様なのですが、一般口座と特定口座の一番の違いは年間取引報告書を自分自身で作成するか証券会社に作成してもらうかです。
特定口座にも源泉徴収ありと源泉徴収なしがありますが、初心者の方の場合は特定口座の源泉徴収なしが一番便利だと思います。
最適解な投資方法は?
高配当の米国株や個別株、ETF、投資信託など様々な投資を試してみた結果、最適解な投資方法はこれです。
つみたてNISA×投資信託
つみたてNISAは年間で40万円まで非課税となります。そして投資信託で投資する金額は毎月33,333円に設定するのがお勧めです。
33,333円×12か月=399,996円
1年間で399,966円という事はつみたてNISAを活用すると残り4円しか残りません。これがつみたてNISAの運用枠を最大限に活かす投資方法になります。
つみたてNISAの運用年数は20年になります。(非課税になるのはなんとも嬉しい措置です。)
金融庁のホームページにある資産運用シミュレーションで計算すると以下のようば結果となります。
年利3%で積み立てをした場合
33,333円×年利3%×20年=10,932,457円
年利5%で積み立てをした場合
33,333円×年利5%×20年=13,687,421円
年利7%で積み立てをした場合
33,333円×年利7%×20年=17,346,858円
年利とつみたて年数を活かすことによって資産を大きく増やすことができることが分かります。
ちなみにメガバンクなどの金利0.10%で同じような資産運用した場合は以下のようになります。
33,333円×0.10%×20年=8,072,116円
メガバンクで貯金するだけではたいして資産は増加しないことが分かります。それでも日本人の多くは貯金をすることに全力を注ぎます。
貯金をすることは決して悪い事ではありません。むしろとても良いことです。
ただし、つみたてNISAと投資信託の最強の組み合わせの前には資産運用の効果が霞んでしまいます。