eMAXIS Slim S&P500が人気の理由
eMAXIS Slim S&P500人気の理由
数多くある投資信託の中でも圧倒的な人気を誇るeMAXIS Slim S&P500ですが、その人気の理由についてお伝えしていきます。
これから投資信託で積み立てをしていきたいという方や投資を初めてやってみたいという方にもお勧めです。
米国市場の有名な指標に連動している
eMAXIS Slim S&P500はその名の通り米国株式市場で有名なS&P500の指標に連動するインデックス投資です。
S&P500には有名でに人気のある銘柄が豊富であり、かつ実績と実力を秘めている為今後も成長が見込める可能性が高いです。
2021年4月に入って史上初の4,000ドルを記録しました。S&P500の成長は世界中の投資家が注目しています。
2021年5月に入ってからも勢いは止まっていません。
成長が「複利」で期待できる
このeMAXIS Slim S&P500は追加投資型のインデックス投資です。つまり米国株に多く存在する配当金銘柄の配当金も上乗せされて積上げられていきます。(投資信託では配当金のことをしばしば分配金とも表現します。)
S&P500の銘柄の多くは株価上昇によるキャピタルゲインと配当金によるインカムゲインの両方を狙って行けるのです。投資信託から直接分配金が出ることはありません。全精力をeMAXIS Slim S&P500の成長の為に注いでいるのです。
eMAXIS Slim S&P500の資産運用は堅調ですが、さすがに2020年3月には感染症による不安で暴落しています。しかしその後は右肩上がりで上昇しています。純資産総額も順調に増えています。
長期保有に向いている
eMAXIS Slim S&P500をつみたてNISA口座として使用している方も多いと思いますが、積立金額を増加させている方も多いのではないでしょうか。
注目すべきは暴落率ですが過去1年で26%を超えています。1年前から積立を開始していれば資産は単純計算で126%増加していることになります。投資信託はほったらかしなのに資産が増えるとはなんとも有難い存在です。
S&P500が全ての期間において順調ではないということは過去の歴史を見ても明らかです。投資信託はプロに委託しているとはいえ暴落などの予期せぬ出来事は必ず起こります。
とはいえ10年、20年という長い投資期間で見たときにS&P500のリターンは非常に魅力的なものとなります。
暴落したからといってすぐに資産を手放してしまうのはもったいないことです。リーマンショックにしろ、コロナ禍にしても暴落が起きた後も株価は戻ることが多いのです。
eMAXIS Slim S&P500の構成銘柄
eMAXIS Slim S&P500の構成銘柄の上位には時価総額No1のAPPLEを筆頭にマイクロソフト、アマゾン、フェースブック、Google、テスラ、バークシャーハサウェイ、JPモーガン、ジョンソンエンドジョンソンと超有名企業で埋め尽くされています。
上位10銘柄だけでも2021年以降も成長を感じさせてくれる強者揃いです。S&P500の500銘柄に分散投資できることも魅力的です。個人投資家でS&P500銘柄に個別銘柄で投資するととんでもない資金が必要になります。それが毎月積立てるだけで分散投資できるのは理想的な投資と言えます。
業種も幅広く分散されています。ソフトウェア、メディア・娯楽、テクノロジー・ハードウェア・機器、小売、医薬品・バイオテクノ・ライフ、ヘルスケア機器・サービス、資本財、半導体・半導体製造装置、各種金融、銀行になります。
世界的に半導体が不足していますので、テスラなどのEV車への供給の遅れが懸念されてがいますが、長いスパンでみていけば問題のないレベルだと思います。
GAFAM(Google、APPLE、Facebook、AMAZON、Microsoftの頭文字を取った総称)は金利上昇によるインフレ懸念がありますが、時価総額も決算報告も軒並み素晴らしいものとなっています。