eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)の魅力
- eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)が一番人気
- リスクの分散ができる
- eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)運用成績
- eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)の構成銘柄
eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)が一番人気
eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)が2020年度投信ブロガーが選ぶ「Fund of the Year 2020」の投票で栄光ある1位に輝きました。
これはひとえにeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)が如何に優れた投資信託かを物語っています。
eMAXIS slimシリーズでも人気を2分するeMAXIS slim S&P500とeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)ですが、一番の大きな違いはeMAXIS slim S&P500が米国株式に集中して投資するのに対してeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)は米国株式のみに偏らず先進国株式や新興国株式も積極的にポートフォリオに組み込んでいるところです。
付け加えてeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)には日本の銘柄を含むものと日本の銘柄を除いたものがあります。これには優劣をつけるつもりはありませんが個人投資家の投資スタイルや好みによるかもしれません。
日本の株式市場に楽観的であれば日本を含んだ方が良いと考えられますし、日本の株式市場に悲観的であれば日本を除けば良いと考えられます。
リスクの分散ができる
分散投資やリスク管理の概念からするとeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)は非常に優れたポートフォリオであり今後も成長が期待できるある意味最強の投資信託の商品と言えます。
米国はこれまで世界の経済をけん引してきました。コロナ過があり世界の覇権争いはより激しいものになっていくと予想されます。
米国株中心のポートフォリオの場合、今後米国がこれまで通りのパフォーマンスを続けることができるのかどうかが焦点になります。
その点eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)は米国以外にも多くの国と地域が投資対象となっています。
ですのでより分散させるという意味では日本株を除くよりも日本株を含むの方が好ましい場合もあります。それに加えて日経平均株価もかなり高い水準になっています。
eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)運用成績
世界的に株高の今、eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)の運用成績は好調です。
運用成績は2020年3月に暴落したものの、その後は堅調に右肩上がりを維持しています。
過去1年の暴落率はおよそ26%をつけていますので、1年以内にeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)を積立始めた個人投資家の方達は軒並みプラス運用になっていることでしょう。
万が一米国市場が転んだとしても、他の先進国株式や新興国株式がありますので安心感はことの他高いです。日本株式はもちろん先進国株式の方に加えられています。
※米国株式市場が転ぶことによって他の先進国株式や新興国株式も同調してしまう可能性もあります。
とは言うもののやはり米国株の割合をみるとeMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)もかなり米国株式に依存していることが伺えます。
eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)の構成銘柄
組入れ上位の銘柄をみるとAPPLE、マイクロソフト、アマゾン、Google、Facebook、台湾半導体製造、テンセント、テスラ、JPモルガンチェース、阿里巴巴など超有名企業が名を連ねていることが分かります。
圧倒的に米国株の保有割合が高い一方、台湾や中国の銘柄もポートフォリオに含まれています。
テンセントと阿里巴巴の所在地がケイマン諸島になっているのも興味深いものがあります。ここはタックスヘイブンの場所になるので租税回避が目的というのが一目で分かります。
米中の覇権争いや規制はより厳格なものになることが予想されます。中国が今後どれほど経済成長を続けていけるのかについても注目です。
半導体の世界的な品薄も早く解消されると良いのですが。